「もしかして梅毒?」という不安を抱えつつも、受診に踏み切れない方は少なくありません。
小岩の篠崎医院によく寄せられるご質問をまとめました。不安を解消するための一歩として、ぜひ参考にしてください。
Q1. 心当たりがあってから、いつ検査を受ければいいですか?
A1. 明らかな症状がある方は、時期を問わず「すぐ」受診してください。
性器や口の中に潰瘍(しこりや傷)がある場合は、すでに感染の可能性が高い状態です。
一方で、症状がない方の場合は、血液中の抗体が上昇するまでに時間がかかります。
そのため、心当たりから4週間以上経過してからの受診をおすすめしています。
※症状がある場合でも、感染初期は検査で「陰性(ウインドウ期)」と出てしまうことがあります。
医師の判断により、日を改めて再検査を行う場合もあります。
Q2. 検査は保険証なしや匿名で受けられますか?
A2. はい、当院では保険診療・自由診療(自費)の両方に対応しています。
保険診療: 症状がある場合の受診・検査・治療には健康保険が適用されます。
自由診療(匿名希望など): 保険証を使いたくない、あるいは匿名での検査をご希望の方は、受付でその旨をご相談ください。
匿名の場合: ご本人確認のため、仮のお名前と生年月日をお決めいただき、忘れずにご提示ください。
自由診療の費用目安: 初診料・検査料含め 5000円(税込)ほどとなります。
【プライバシーについて】
検査は採血を1本取るだけで、結果は2日ほどで出ます。
梅毒と診断された場合、医師には保健所への届出義務がありますが、報告内容は「在住区、年齢、性別(自己申告)、感染地域」などに限定されます。
氏名や住所などの個人特定情報は報告されませんので、ご安心ください。
Q3. 梅毒の主な症状はどのようなものですか?
A3. 梅毒の症状はきわめて多彩ですが、代表的な経過は以下の通りです。
第1期(感染後約3週間): 性器、口唇、口の中、肛門周囲にしこりや潰瘍ができる。見た目の割に痛みが少ないのが特徴です。
第2期(感染後数か月): 全身に淡い赤い発疹(バラ疹)や、手のひら・足の裏に盛り上がった発疹(丘疹)が出る。

第3期(感染後数年):体のあちこちにゴム腫(硬いしこり)、心血管梅毒、神経梅毒、脳梅毒、眼梅毒等
第1期も第2期も、放置すると自然に症状が消えてしまうことがありますが、体内では梅毒トレポネーマ(原因菌)が増殖を続けています。
「原因不明の発疹」が見られた際に梅毒を疑うのは、医療の原則です。
Q4. 梅毒の治療法を教えてください。
A4. ペニシリン系の抗生物質による治療が原則です。
アレルギーがない限り、以下のいずれかの方法で治療を行います。
内服薬: 1日3回(計6錠)を、病期に応じて2週間?8週間服用します。
筋肉注射: お尻への注射を1回(病期により週1回を計3回)行います。
神経梅毒等の後期梅毒は入院しての持続点滴が必要となる場合もあります。
※現在、世界的な需要増により治療薬の供給が不安定な時期もありますが、当院では適切な治療が提供できるよう努めております。
※治療終了後も、完治を確認するために数か月に1度の血液検査(フォローアップ)を行います。








