インフルエンザの予防接種がピークで普段の日が結構忙しいので、混雑を覚悟で上野の国立西洋美術館で行われているムンク展に休日に行ってきました。案の定切符売り場から行列でした。
ムンクは昔から、魂に訴えかけてくるような”叫び”が心に響き、好きでした。独身時代”マドンナ”のパネルを壁に飾っていたのですが、結婚した途端、妻に捨てられてしまった思い出もあります。
”不安””絶望””吸血鬼””死の苦しみ””屍臭”と恐ろしげなタイトルの作品が続きます。鬱病が急激に増えている現代に生きる人間には(少なくとも私には)むしろ共感を持って受け入れられるものでした。
中学生以下入場料無料のせいでしょうか、子供たちの姿をおおぜい見かけました。感想を聞いてみたいところでしたが、感動を受けたのでしょうか。いずれにせよムンク好きの子供がどのように成長していくのか楽しみに思いました。