院長ブログ

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2013.08.20更新

 長いお休みを頂き、ご迷惑をおかけしました。またまたイタリアへ行って参りました。我が家は妻と二人でイタリアにハマっているので歯止めが効きません。
 最初に訪れたのはジェノヴァ。豪壮な世界遺産の邸宅群と少し危ない雰囲気の裏路地が交錯する、とても美しく活気にあふれた港町でした。


 続いて地中海沿いに南下してピサへ。大聖堂、鐘楼(斜塔)、洗礼堂、納骨堂からなる奇跡の広場はたとえようもなく美しい。なかでも斜塔はとても美しい塔が結構な迫力で傾いています。まさに世界の絶景。飽かず見とれておりました。
一方で訪ねて行ったピサ国立美術館はなんと”人手不足のため休館”だそうで、いかにもイタリアらしいいい加減さです。

オルヴィエートは以前車窓から見て、絶対あそこへ行きたいと思った崖の上の中世都市、のどかでアットホームで一番落ち着けた街です。トリュフもおいしかった!!


 日帰りで行ったチヴィタ(・ディ・バーニョレージョ)。一体なぜこのような場所に街を築こうと思ったのか、大変な断崖の上の街は死にゆく街と呼ばれています。一日数本の路線バスの停留所から小一時間歩いてたどり着いた辺境の地は、観光客でとても賑わっておりました。このくらい離れて見るのが丁度よいようです。

 最後ローマから帰国しましたが、3年前何度も通った雰囲気が良くおいしかったトラットリアを訪れましたが、経営者が変わったようでまるっきり観光客相手の店に方向転換しており、味もがっかりでした。いい思い出はそのまま手を付けずに残しておくのが良いようでした。

 バスの始発で運転手が車から離れて友人と話し込んでいて時間になっても発車しない、しばらくすると常連のお客さんが呼びに行って連れてくる、それを誰一人いらいらした様子もなく待っているなんて日本で考えられます?日本の駅では多くの人が走って移動しています。
 ゆったりとした時間の流れに浸れたのは得がたい体験でした。

投稿者: PL607935010

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