院長ブログ

sp_tel.png

2007.02.20更新

インフルエンザではらはらさせてくれた息子ですが、早めのタミフルが効いたのか、1日と少しで熱も下がり、今日の試験無事に受験することが出来ました。
 結果はどうでしょうか、手ごたえはあったそうですが、神のみぞ知るです。親としては希望校に入学が叶うよう祈るばかりです。
インフルエンザの患者様の数も大分増え、例年並みの流行になってきたようです。皆様どうぞお気をつけ下さい。熱が出たときは早めの受診が肝要です。

投稿者: PL607935010

2007.02.17更新

今日新たなインフルエンザ患者が出ました。何とうちの大学受験生の息子です。
 今日第2志望のK大経済学部の試験から帰宅すると”ノドが痛い””頭が痛い”と訴え、食事もせずに布団にもぐりこんでしまいました。熱を測らせると38.1度。もちろんワクチンもうっていて、熱もそれほどではないのですが、熱の出方が急激なことからもしやと思い、インフルエンザ抗原の迅速試験を行って見ると、見事にA型陽性でした。速攻でタミフルと解熱剤を飲ませました。ワクチンのおかげで38度で済んでいるのかも知れません。第1志望のW大政経学部の試験まで中二日。果たしてまともな状態で試験を受けさせることが出来るのか、父ちゃんの腕の見せ所です。結果が良かったらまたこのブログで報告します。
 ちなみに息子に医学部を勧めたことは一度もありません。彼が希望するままに受験させています。

投稿者: PL607935010

2007.02.17更新



暖冬が続きます。我が家の周りでは梅や満作、沈丁花も咲き始めました。一方ではスギに加え、早くもヒノキの花粉も飛び始めているようです。本格的な冬が来ないうちに、このまま春になってしまいそうです。

 インフルエンザの患者さんがチラホラみえますが、例年の半分といったところでしょうか。花粉症には、鼻の粘膜をレーザーで焼くようなまねはできませんが、抗アレルギー薬の内服、点眼、ステロイド薬の点鼻といった一般的な治療で大抵の症状はかなり改善します。最近の抗アレルギー薬は眠気もありません。是非お試しください。

 今日は土曜日。診療を半日で終えて、遅い昼食をとりに、新宿あるでん亭まで行ってきました。写真はアーリオ・オーリオ・ポモドーロにベーコンをトッピングして貰ったものです。ここのパスタは注文を受けてから乾麺を茹でるので、出てくるまでに時間はかかりますが、歯にからみつくような弾力のある歯ごたえがたまりません。特にトマトソースのパスタがお薦めです。小岩から時間と電車賃を使っても食べに行く価値が十分にあります。店にはイタリア人の姿もしばしば見受けられます。麺が100円増しで1.5倍、200円増しで2倍になるので誘惑されますが、今日は普通サイズでがまんしてきました。

投稿者: PL607935010

2007.01.28更新

昨日から息子の部屋に置いてある自作パソコンの調子が悪く、インターネットに接続しようとするとリセットがかかってしまい、使いものにならなくなりました。
 ドライバーを入れ替え、ウィンドウズの再インストールをしても解決せず、結局Cドライブをフォーマットして再インストールすることで解決しました。そんなこんなで夜更かしをして眠い目をこすりながら、都美術館のオルセー美術館展に行ってきました。印象派はあまり好きではなかったのですが、マネのすみれのブーケをつけたベルト・モリゾの絵には強く惹かれました。黒い喪服と黒い帽子、胸元にブーケを着けた女性がこちらを見つめている絵です。ポスターやチケットにも使われている今回の目玉の一枚です。モデルの女性は後にマネの弟と結婚したそうですが、マネ自身も彼女に深い愛情を持っていたのではないかと想像しました。絵画だけでなく写真や工芸も含めて140点もの作品が展示されています。それなりに楽しめました。但し3月にはダ・ビンチの受胎告知が来日するので、そちらのほうが今から楽しみです。ウフィーツィ美術館はメディチ家の遺言で作品をフィレンツェから出さないと理解していたので、来日の報を聞いた時は驚きました。でもすごい混雑になるのでしょうね。

投稿者: PL607935010

2007.01.27更新

篠崎医院では相変わらずまったりとした時間が流れていますが、そんな中例年より1ヶ月以上遅れて、27日インフルエンザの第1号の患者さんが見えられました。
 前の夜には39.9度の発熱ということですから、並みの風邪とはパワーが違います。関節痛も強くお話からインフルエンザを疑いましたが、インフルエンザ迅速試験を行うと、きれいにA型のラインがでました。 患者さんが希望されたため、タミフルと解熱剤を処方しました。おそらく2日ほどで熱も下がるだろうと思います。 暖冬が続き、流行の開始も極端に遅れていますので、おそらく今シーズン大流行が起こることはないだろうと思いますが、油断は禁物です。ウガイの励行マスクの着用などで予防に心がけてください。 昨年末インフルエンザ検査キットを20人分も仕入れてしまいました。鼻の穴を綿棒でこすって15分で結果が出ますので、心配な方は是非どうぞ。

投稿者: PL607935010

2007.01.17更新

一時のデフレから脱却して、史上最長の好景気が続いているそうですが、当院では正月明けは大分混雑してお待たせする時間が長く、申し訳なく思っておりましたが、この2日間というもの風邪も流行らず、インフルエンザは未だにお一人も見かけず、ノロはどこかへ行ってしまい、花粉症にもまだ早く、平均待ち時間0分を達成、つまりはっきり言って閑古鳥状況のお寒い次第です。 混雑しているときは、どうしてもいそぐ気持ちが出てしまいますが、ここ数日はゆっくりお話を聴くことが出来そうです。心療内科受診希望の皆様、心にしまいこんだものを吐き出したい方、お待ちしています。

投稿者: PL607935010

2006.12.31更新

2006年ももうすぐ終わり。皆様お疲れ様でした。 私はといえば、医院を29日で仕事納めとして、30、31日と江戸川区の急病診療所につめておりました。例年はもうこの時期インフルエンザが流行を始めて結構忙しいものですが、今年に限っては全くその気配なく、話題になったノロウイルスによる感染性胃腸炎も峠を越えて、静かな2日間でした。 新しい年がこのように穏やかな年でありますように。皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

投稿者: PL607935010

2006.12.11更新

毎年11月の声を聞くと、急に下痢・嘔吐・発熱など胃腸炎の症状を示す患者さんが増えてきます。
最近ではこの胃腸炎の病原体ーノロウイルスーの名前も大分知れ渡ってきました。発見された地名アメリカ・ノーウォークにちなんだ名前で、兄弟分には札幌で発見されたサポウイルスというのもいます。たいていは軽症で1日か2日吐いて下痢して、なかには微熱が出る人もいるといった程度ですが、老人が吐いたものを喉に詰まらせて亡くなるといった痛ましいケースもあります。 このウイルスはカキをはじめ二枚貝中に多く、特に生で食べる生ガキであたったというのはこれが原因のことが大部分です。
 しかしこのウイルスは人間の小腸でしか増殖せず、便に排泄されたウイルスが下水を通して海に流れ込み、貝のなかに蓄積します。つまり貝には責任はなく、人間が招いた海洋汚染が人間自身を苦しめていることになります。
 生食用とされたカキは数日間消毒された水の中で飼育し、検査を行ってから出荷されています。しかし僅か数個のウイルスが体内に入っただけでも感染が起きると言われていますので、どうしても検査をすり抜けるカキが出てしまうようです。
 治療法は対症療法しかなく、予防が大切です。貝類は中までしっかり加熱して食べること、きちんと手を洗うこと、吐物や便の付着したものは次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやビューラックス)で消毒することが有効です。
 生ガキの軍艦巻きは小生の大好物ですが、食べる回数が最近はめっきり減りました。
(覚悟を決めてたまに食べます)

投稿者: PL607935010

2006.12.09更新

2003年にホームページを立ち上げて3年、ごく一部の方にご好評を頂いていたコラムの更新も滞り、検索エンジンでもどこへ行ったか探すのに苦労する状況でした。
 そこへ現れたA社の営業マンM君。
これからはブログの時代です。ブログ化すれば注目度アップは間違いなし、更新も容易だし、検索エンジン対策にもなります。 うちの娘より若いM君の熱意に溢れた売り込みにまんまと乗せられ、サポート契約を結んでホームページをブログ化してしまいました。 考えたら更新する原稿は自分で書かなければいけない事態に変わりはなく、果たしていつまで続くか判りませんが、生来筆不精の私ですが精々頑張って見たいと思います。よろしくごひいきに。 会ってみたくなったら是非医院のほうへお越し下さい。

投稿者: PL607935010

2005.05.22更新

COPDという病気をご存知でしょうか?
COPDとは慢性閉塞性肺疾患の略語です。肺気腫、慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎など肺への空気の通り道が狭くなる病気の総称です。平成15年には日本での死亡原因では10位でしたが、世界では4位を占め、日本でも平成13年に発表された大規模疫学調査研究の結果では、約530万人の患者がいると推定されました。しかもさらに今後急速に増加することが予想されています。
 一番多い肺気腫の場合、肺の老化に加え汚染物質(ほとんど例外なくたばこ)を吸入することによって起こり、小さな袋の集合である肺の肺胞構造が次第に壊れてスカスカになって、肺が空気で腫れている(肺気腫)状態となり、肺が膨らみきって十分に縮めないこととなります。症状としては最初は無症状の場合から、徐々に階段や早足での息切れが現れ、咳や痰も加わり、悪くなると少し身動きしただけで苦しくなってしまいベッドから一歩も出られないほどになってしまいます。
 診断には喫煙歴の聴取に加え、レントゲンやCTスキャン、肺活量検査、酸素飽和度の測定など一般的な検査で可能です。
 治療は一にも二にも禁煙です。1日でも早いほうが良いのですが、遅すぎることはありません。喫煙を続けていては肺胞構造の破壊はどんどんと進んでしまいます。ただし残念ながら禁煙したからといって壊れた肺胞が元に戻るわけではありません。
 肺気腫があると風邪や肺炎が悪化しやすいので、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの予防接種も効果的です。
 平成16年チオトロピウム(商品名スピリーバ)という吸入カプセルが発売されました。
呼吸困難の改善、肺機能の改善、急性増悪の減少と従来の薬より明らかに優れた効果を1日1回の吸入でもたらします。
 肺気腫が進行して低酸素状態になってしまった方には、簡単な装置で酸素を吸入する在宅酸素療法が行われ、明らかな生命予後の改善が得られることが知られています。
 ヘビースモーカーの(だった)方、息切れを自覚されておられる方、是非ご相談下さい。

投稿者: PL607935010

SEARCH

CATEGORY

院長ブログ Facebook
 
メールでのお問い合わせ